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自己紹介
2010年4月1日に宇都宮大学オプティクス教育研究センターに教授として着任しました.新しい研究室では,『偏光工学研究室』と『オプトメカトロニクス研究室』として,ミュラー行列計測またこれ応用した偏光ナノ計測を中心として偏光科学,偏光工学および偏光マニピュレーション研究と光駆動アクチュエータや光駆動マニピュレータを中心としたオプトメカトロニクス研究を進めていく予定です.
略歴です,東京農工大学に新設された機械システム工学科の一期生として1987年3月に卒業後、同大学院工学研究科生産機械工学専攻修士課程を修了しました。在学中、文部省の交換留学生制度によってドイツ・ダルムシュタット工科大学応用物理学研究科Theo Tschudi先生の研究室にて1年間勉強させていただきました.修了後はHOYA株式会社を経て、1991年に助手として東京農工大学機械システム工学科に赴任しました.HOYAでは光アイソレータや音響光学素子の開発をしてきました.特に,二酸化テルルを用いた光音響素子の分光素子を開発してRGBレーザ光を変調をして任意の色を作り出す研究をしました.吉澤徹先生のもとで光三次元計測の研究に従事しました.また、1995年2月に東京大学工学研究科より博士(工学)の学位(指導教官は大園成夫教授)を取得しました.1999年8月1日に同機械システム工学科設計生産システム講座機械情報工学に助教授(現,准教授)として着任致して,研究室をスタートさせました.2005~2006年にはアリゾナ大学オプティカルサイエンスセンターのVisiting professorとしてRussell Chipman先生の研究室で偏光計測に関する教育研究の 勉強をしてきました.2010年SPIE(国際光工学会)Fellow.
現在,International Symposium on Optomechatronic Technologies(ISOT) Conference
Steering Committee Chair, 精密工学会・理事,日本光学会偏光計測制御技術研究グループ幹事. |